考えすぎて問題を複雑にしてしまう
今日、急にマネージャーから
「社内版のサーバを構築するとしたらどのくらい時間がかかる?」
と聞かれたけど、サーバという言葉だけだで以下の3種類が該当して一瞬混乱した。
a) ITシステムを運用する【ハード】としてのサーバ
b) 社内で運用する(つまり、社内向け)ITシステムの【ソフト】としてのサーバ
c) 外のお客様に売るための(つまり、外販向け)ITシステムの【ソフト】としてのサーバ
私の直観は(b)で正解も(b)だった。理論的に判断したとしても(b)で間違いないと思う。でも実際の会話で私が最初に挙げたのは(c)だった。
おそらく、
- 外販向けITシステムを売り出そうと力を入れているのに社内向けはないだろうという私の気持ちが強かった
- 最近は外販向けにデモ環境を構築することが多かった
から(b)を無視して(c)を選択したのだと思う。しかしよくよくマネージャーに聞いてみると外販向けは完成度が低く実証実験ができないため社内版を採用する苦肉の策と判明。
私の思考プロセスに問題はなさそうだけどそもそも前提が違っていた。もしくは考えすぎて問題を複雑にしてしまった。もう少し会話をスムーズにするなら、
- 直観を信頼する
- 相手の言いたいことにもう少し耳を傾ける
- 「今更社内向けはないだろう」と伝えることで会話の精度を上げる
くらい出来れば良かった。