ポコあポコ

タイトルは学生時代に読んでいた小道迷子さんの競馬の4コマまんがから頂きました。登場するゆるくて憎めないキャラクターが良いです。

何か新しいことを始めることについて

 最近職場で、売り上げが落ちるとか、今の業務が先細りになるとか、そんな話が挙がるようになってきた。そのために何か新しいことを始めるべきという風潮もあって、それはそれでいいことと思う。私もそんな風潮に煽られているのだけど。会社の話でなくとも、個人的に人生を過ごすうえで、そういったことを感じている人は多いのじゃなかろうか。私もそんな一人。

 ところが、新しいことといっても、なかなか思いつかない。最終的には、何が好きとか、感情的なものを根源とするところが発端なのだろうけど、普段、そんなことを意識せずに人生を送ってきた私のような人間にはそれが非常につらい。

 そもそも、なぜ新しいことを始めたいのか。現状そこそこ仕事してれば安定している。けど、自分の成長を感じられない。そんなところじゃなかろうか。だとするとアプローチが少し変わってくる。

 原動力が新しいことを始めたい、でなく、自分を成長させたい、に変わってくる。話がそれるけれど、普段仕事をしているうえで、自分ではできそうもない仕事を断ることがある。けれど、それは自分のできることに制限をかけていることが要因のように思える。自分じゃその仕事はできないとか、完璧にできないとダメとか、不安があるとか。。。

 その制限を外す。正直それを外すのは、本人からしたらすごく大変なことなのかもしれない。その制限は、普段無意識に実行されているのだけど、解除するには、なぜそんな制限をかけているのか、意識的に徹底的に考える必要がある。それが理解できると、次のステップに進むことができる。

 そして、それを外すだけで新しい世界が見えてくる。新しい世界が見えてくるということは、今までの自分の世の中の見え方や、取り組み方が刷新される。それが自分が成長するということじゃなかろうか。