ポコあポコ

タイトルは学生時代に読んでいた小道迷子さんの競馬の4コマまんがから頂きました。登場するゆるくて憎めないキャラクターが良いです。

大切なことは時間がたってから判る

 以前、今の部署に異動する時ににね。一冊の本を先輩からプレゼントされたのです。確か「雪渓」というタイトルだったかな。自分の家族を養うため、富士山で働く人に、必要な物資を背負って届ける人の話でした。その人は、晴れの日も、雪の日も。夏でも冬でも物資を届けます。本をプレゼントされた当時は、内容が単調すぎたのと、別の部署に異動することでヘコんでいて。読み終わったら、やや当てつけ気味に、先輩に本を返してしまいました。

 その時の先輩が何を思って私にその本をプレゼントしてくれたのか判らないけどね。日々、自分にとって大切なことを目指して、愚直に続けるって、とても大切だと最近思うようになりました。自分のやりたいことが出来なくて、モヤモヤする時があると思いますが、それには、近道なんかなくてね。やっぱり、日々それに向かって愚直に進んでいくしかないと思うのです。

 なんで、そんなこと思い出したかというとね。たまたま、仕事の関係で以前の部署の人とやりとりすることがあって、その人はいまどうしてるかなぁ。と思い出したからなんです。うち会社IT関連なので、PCで検索すれば、誰がどこにいるか一発でわかるんですが、その先輩を検索しても見つかりませんでした。優秀な人だったから転職したかな。最後にお礼言っとけばよかったな。