ポコあポコ

タイトルは学生時代に読んでいた小道迷子さんの競馬の4コマまんがから頂きました。登場するゆるくて憎めないキャラクターが良いです。

行き詰ったときは具体的に考えてみる

 私だけかもしれませんが、考えていることが、どんどん抽象化してしまうことがよくあるのです。ただし、抽象化がダメと言ってるわけでなく、便利なときもあります。なぜなら、モデルを簡単に扱うことができるようになります。例えば、どんなものにも応用がきくとか、難しいことでも人に説明できるとか。

 しかし、仕事の上ではこれがあだになるときがあります。例えば、話がちっとも先に進まなくなってしまった場合。なぜなら、あまりに抽象化しすぎてしまて、どこから手を付けて良いか、分からなくなってしまうのです。

 その時は、そのモデルがどんなふうに使われるか、具体的なイメージを描いてみるとよいと思います。最終ゴールが見えてくれば、次に、ゴールに辿りつくための、段階的なイメージをつくる。ゴールに到るため、なにが足りないのか、とか、足りないものの一部が揃ったときに、その時点で何が提供できるのかとか。

 もしかしたら、ものごとはそうやって、抽象化と具体化を行き来しながら考えていくのじゃなかろうか。