ポコあポコ

タイトルは学生時代に読んでいた小道迷子さんの競馬の4コマまんがから頂きました。登場するゆるくて憎めないキャラクターが良いです。

その人の存在を、特別なものとして認めること

 よくマックを利用するんですけどね。店員さんとの、やりとりで気づいたことを。

 私の場合、お店で英語を勉強したり、本を読むのですが、1杯目のコーヒーを飲み終わって、2杯目を頼むときに、いつもは、1杯目とまったく同じセリフを繰り返してたのですよ。例えば、コーヒーのS。ミルクだけで。みたいに。

 でも、たまたま、1杯目頼んだ時と、同じ店員さんだったので、コーヒーもう一杯ください。って言ってみたんですよ。そうしたら、何も聞かずにSサイズで、ミルクだけ出してくれたのです。そして、心なしか、店員さんの顔が嬉しそうに見えました。

 それは、店員さんが、先ほどのやり取りを、私が覚えていている。つまり、店員さんの存在を特別、と考えていることを、感じたからじゃないでしょうか。

 店員さんも人間です。客から見れば、ハンバーガーを食べに来るのであって、店員さんに人間性を求めることも、あまりないでしょう。ましてや、半日から一日働いていれば、客からのプレッシャーの中、たまには、嫌な思いもするでしょう。

 そんな時に、たった一言、あなたは1人の個性を持つ人間ですよ。って伝えてあげる。そしたら、店員さんの笑顔が見れる。そんな日が、あっても良いのじゃなかろうか。