アイデアを生み出す方法
今日打ち合わせで、アイデアを発想するプロセスについて分析する話がでて、ちょっと考えることがありました。つまり、どうしたら人に新たなアイデアを与えることができるか、て話。それについて、以下の記事でもちょっと触れたのですが、自分は、アイデアとは直観から導き出されるものだと考えています。(余談ですが、打ち合わせの中で、アイデアとは前提条件から論理を積み重ねて組み立てるものだと、言う人もいて新鮮でした。私の考え方とは対極ですね。)
おそらく誰でも経験したことがあると思うけど、何かの課題を解決したくて、考えて考えた末に、突然アイデアが浮かぶことがありませんか。そうして出てきたアイデアは、なかなか良いもの(少なくとも、自分では惚れ惚れできるレベルのもの)が出てきます。ようは、そういったアイデアを発想する仕組みを、外部的な刺激から起こせないかと。
ちなみに、アイデアを生み出すプロセスの指導書として、以下の古典がおすすめ。
著者の言葉を、自分の思考プロセスと照らし合わせながら解釈すると、
- そのアイデアを利用する世界(仕事なら、業界と言い換えても良いです)に関する情報を調べたり、実際に経験して、その世界を理解する。
- 自分の感性の特徴(仕事なら、自分や自社が保有する技術の特徴)を整理する。
- 上記1,2が終わったら、しばらく距離を置いて、それについては何も考えない。
- そうすると、2で整理した特徴の一般化が進み、その世界(もしくは業界)にマッチしたアイデアが出てくる。
つまり上記一般化のプロセスを、短時間で人為的に発生させたいわけです。そのためには、少なくとも以下の前提はクリアする必要があります。
- その世界(もしくは、業界)を理解する・・・(a)
- 一般化のプロセスを短時間で行う・・・(b)
(a)に関しては、例えば文献を調べるとか、人の経験を聞くなどすれば、ある程度擬似的に補完できそうです。しかし、(b)については、どうしたらいいんでしょうね。大切なことなので、これから時間をかけて考えていこうと思います。