恋愛小説について
以前は全然興味がなかったのだけど、最近恋愛小説にはまっててね。たまたま立て続けに市川拓司の本を読んでいてお思ったんだけど、この人の小説って誰も不幸にならないんだよね。ふんわりとファンタジーにくるまれているというか。。。
誤解があるかもしれないけど、話の途中の過程では、むしろお互いにケンカしたり、認識がズレて傷つくのだけど、それを凌駕して、(最後は一緒になれなかったりするけど、)読んでいて妙に清々しいというか、ドロドロしないというか、後味が悪くないというか。。。市川拓司って 人を傷つけるのが嫌いなんじゃないかって思うくらい徹底している。
でも、よくよく考えたらこれが純愛なんだね。傷ついても、傷つかなくても、好きな人と一緒にいる時間を大切にする。そういう大切な時間を共有することに幸せを感じる。だから人は幸福になる。
なかなか、そんなことはないけど、そういう恋が現実にあってもいいんじゃなかろうか。
p.s.: 純愛だけじゃなくて、恋愛小説って色々なユースケースがあるんでしょうね。これから楽しみです。