ポコあポコ

タイトルは学生時代に読んでいた小道迷子さんの競馬の4コマまんがから頂きました。登場するゆるくて憎めないキャラクターが良いです。

頭の負荷をリセットすることについて

 最近、仕事をして感じるけど、従来みたいに決まった仕事をこなすこと(単純労働)はなくて、とにかく自分で考えて仕事進めることが多い。漠然とした注文を受けて仕事を始めるのだけど、そんな時は何から始めていいか判らないから、まず情報収集と収集した情報を自分なりに解釈することから始める。このプロセスは、とにかく頭脳労働の負荷が高い。しばらく続けていると脳が休息を求めるから気晴らしするけど、全然疲れが解消されない。先日もそんな日だった。

 どんな気晴らしをしたか説明すると、①仕事の途中で煮詰まったとき、②帰宅してからの気晴らしは、①会社なら、ビジネスや自己啓発関係のサイト巡回②自宅ならツイッターや自分が好きなサイトを巡回。でも全然ダメ。個人的には好きな行為なんだけどね。

 実はこれが問題。この行為は、仕事で情報を詰め込んだり、消化不良になった脳に対して、さらに情報を詰め込んでいるから、脳の負担を増やしている。確かに、自分の好きな情報の収集と蓄積は刺激を与えるから楽しいのだけど、一方、新しい情報をさらに脳に詰め込むため、実は脳の負担を増やしている。つまり、気にいった情報を集めれば集めるほど満足度は上がるけど、ストレスは溜まる。

 だから、勇気を出して頭を空っぽにするのがいい。意外とこれが効く。5分でいいからボーっとするだけで、脳のストレスがリセットされる。せっかく貯めた情報が損なわれるとか、忘れてしまうかもと心配になるが、実は脳は優秀で頭の奥のほうで覚えていて情報を整理している。しかも、ほんの少しの時間でできる。

 また、強制的に頭を空っぽにする方法として運動を最近始めたけどこれもいい。以前はスポーツによる頭脳労働の効率化の相関関係が判らなかったけど、実際に運動するとその効果を実感する。私の場合はジョギングだけど、とにかく体を上手く動かすことに集中すると、なぜか頭に対する負荷が無くなって、自然と頭を使わなくなるのだ。結果として、脳がリフレッシュされる。ちなみに、脳のストレス解消の目的から運動するなら帰宅後がいい。私は通勤に電車とバスを使うけど、まず座れないし、バス停から自宅まで歩くのでそれなり体が温まっているため、すぐに運動できる。つまり、体が温まっているため、運動しても故障しにくいメリットがある。準備運動もいらない。脳のストレスをリセットするのに必要な運動時間はほんの10~20分くらい。

 ちょっとしたボーっとする時間や運動で、脳の負荷がリセットされる。結果として仕事や自己啓発の効率が良くなるなら、そのくらいのリセット時間確保するのは全然問題ないのじゃなかろうか。