ポコあポコ

タイトルは学生時代に読んでいた小道迷子さんの競馬の4コマまんがから頂きました。登場するゆるくて憎めないキャラクターが良いです。

ちょっとしたストレッチがいい

 最近事務所で仕事中に膝の裏が張ったり足が痺れることがある。姿勢が悪いからだと思っていたところたまたま腰痛対策の講座が開催されていたので受けてきた。結果としてなかなかよかった。

 インストラクターの話によると人は歩いているときでも仕事をしているときでも何か身体に負荷をかけたり緊張したりする。緊張すると筋肉が縮む。筋肉が縮とその方向に体が引っ張られ、その状態が長時間続くと姿勢が崩れて悪くなる。その不自然な姿勢が腰に負担をかけるということらしい。
 例えば私の場合、画面を見ながらキーボードを叩く作業に集中すると、知らず知らず肩や首に力が入ってしまう。一方意識して力を入れにくい腹筋・背筋がフリーになって背中が丸くなる。その結果腰に負担がかかる姿勢になるという感じか。
 だからストレッチをしてして筋肉をほぐすことで姿勢を自然な状態に戻しましょう、とのこと。なるほど。

 そのインストラクターの教えをもとに以下のことをやっているがなかなか調子がいい。
 1つめ。垂直な壁に踵から後頭部までぺったりくっつけて立つ。その状態で腰の部分に片手の手のひらを入れる。(つまり、手のひら一枚分のスペースを壁と腰の間にあける)。そしてあごをひく。というのが正常な姿勢らしいい。私の感覚だとみぞおちのところに天井から紐をひっかけて身体をつっているような感じ。歩いているときも座っているときもこの姿勢を保っていると以下の改善がありました。

  • 荷物を持って歩いても腰が痛くならない
  • 今まで事務所でずっと椅子に座り続けていると脚がしびれる感覚や膝のうらが張る感じがしたけれどこの姿勢を維持するとそれが緩和される。

 2つめ。座りながら耳を挟む感じで両手をまっすぐ頭上に伸ばして指を組む。そのまま左右に体を倒したり、ねじりながら身体を前後に倒すと肩甲骨から脇腹のあたりが伸びて気持ちいい。

 3つめ。仰向けの状態で肩甲骨の真ん中辺りと床の間に100円ショップで買ってきた直径20cmくらいのストレッチボールを挟む。それで体を左右に揺らしたりねじったりして肩甲骨や首の後ろをグリグリして満遍なくほぐす。きもちいい。両腕を頭上方向に伸ばしてやるとなお良し。次の日肩甲骨のあたりが軽くなった。

 デスクワークをやると(私の場合読書が趣味だからなおさらだけど)とにかく首や肩甲骨のあたりが凝るのでおすすめです。