ポコあポコ

タイトルは学生時代に読んでいた小道迷子さんの競馬の4コマまんがから頂きました。登場するゆるくて憎めないキャラクターが良いです。

突然、予想斜め上の質問をされると混乱する

 私が意見を主張中に突然相手から(私の知らない単語を使って)質問されると思考が停止する。順調に流れていた私の意識が固まる。混乱して相手に必要以上に再説明をお願いしてしまう。そんなときがある。  

 事務所にある私が管理するパソコンを廃却する予定だったけどXさんが使いたいとのこと。(おそらく会計上の処理の関係だと思うけど)ITシステムで廃却予定を取り消す必要があるため、取り消す方法を調べていたら同じくXさんが手続きに詳しいので聞くことに。
 Xさんに手順を確認してほっとしたところ、やにわにパソコンを固定する金具もしくは〇〇〇を保管してる?みたいなことを聞かれた。〇〇〇はAさんが崩し気味に話していたため私はなんのことを言っているか理解できなかった。その結果、一瞬混乱して「すみません。言われたことが私は全然判ってないんですけど?」って答えてしまい、Aさんから再説明をお願いすることに。ちょっと会話がぎこちなくなった。

 

 けれど、よく考えてみれば、この質問の本質はパソコンを固定する付属品があるか判ればいいため、〇〇〇の意味が分からなくても問題なかった(もしくは、全然判らないという発言はおかしい)はず。ではなぜ見当違いの質問をしてしまったのだろう。


 理由として〇〇〇という言葉の意味が気になってそちらに意識がフォーカスしてしまった、というのが挙げられる。その結果、上記の本質を見失う→混乱して相手に再説明を全部要求という流れになってしまったと思う。 

 さらにもう一つの原因は相手の話を聞くモードのスイッチが入っていなかったからというのが挙げられる。仮に会話がXさんからの質問や投げかけで始まれば、私は意識的にスイッチを入る。その結果相手の目線で話を聞くことが出来たはず。
 しかし、今回は私からXさんへの質問という状況で私の気持ちを話すモードに入っていた。そこにいきなりXさん目線で(私からしたら)斜め上に外した質問がきたから焦ってしまった。もし相手の話を聞くモードにスイッチが入っていれば冷静に対応できたと思う。少なくとも「パソコンを固定する金具があるか知りたいのですか?」と不確かな情報から本質をすり合わせる質問くらいできたはずだ。

 

 ということは、普通の会話とは相手の話を聞くモードと私が主張するモードで都度意識的に切り替えるように意識しないといけないのか。やれやれ。