課題に対するアプローチが状況によって変わること
仕事していると、当然いろいろ課題が出てきて、考えることが多いのですが、状況によって考えるアプローチが変わるという話。
創造的なものを作ることを考える場合、例えば、特許とか、Webサービスの新しい機能とかです。その場合はほとんど1人の作業になります。なぜなら、私の場合、人に邪魔されずにとことん考えると、良いものが出てくることが多いからです。そして、素案ができてから初めて人に見せて、コメントをもらいます。そうではなく、最初から関係者を集めて、全員で意見を出し合って~、意見をまとめて~とやってしまうと、結局全員の意見が平均化されて、平凡なアイデアにしか収斂しないのです。創造的なものとは、いかに他人が考え付かないような、突拍子もないアイデアを出せるかが勝負だと思います。
それに対して、組織の中の決まり事とか、サービスの運用ルールとか考えるときは、なるべく広い視野や、多様的な観点が必要になってきます。それは、組織や仕事を安定して運用するため、いかに検討モレを無くすかが、大切になってくるからです。
これは、どちらかが絶対的に良い、というものではありません。ようは状況によってどちらに振るべきか、その都度念頭に置きながら考えることが大切なんだと思います。