直観の功罪
上司と打ち合わせしてて、よくロジックを指摘されるのです。ようは、お前の言っていることが判らん。論理立てて説明しろといつも言われているわけです。
いままで仕事をする時は、けっこう直観に頼ってたんですよね、自分。なにも直観が悪いといっている訳でなないです。例えば次のような良い点があると思う。
良い点:
- 最短でゴールにたどり着くため、効率が良い。
- 人が思いつかないような突拍子もないアイデアがでる。
#ただし、ここで言う直観は過去の経験や知識に基づいて
導き出すものを対象とします。
しかし悪い点もあって、
悪い点:
- 効率を重視するため、一般的と思われる組織のルールを無視する。特に、筋を通すことを重視する人が認めない。
- 結論が飛躍しすぎていて、なぜそうなるか他の人が理解できない。そして、理解できないため、認められない。
ところが、最近グループのリーダーになって、さらなる問題が出てきたのですよ。それは、私の仕事を人に委譲できないこと。なぜかというと、良い点の1)2)はどちらも、途中のプロセスが残らないのです。その結果、人に仕事を上手く説明できなくて、いつまでも、他の人に仕事を委譲できない。本人は心の中で、伝えられないもどかしさを感じているのですが、聞く人から聞くと、いくら説明してもまったく理解できないらしいです。まいったねこりゃ。