ポコあポコ

タイトルは学生時代に読んでいた小道迷子さんの競馬の4コマまんがから頂きました。登場するゆるくて憎めないキャラクターが良いです。

直観の功罪

 上司と打ち合わせしてて、よくロジックを指摘されるのです。ようは、お前の言っていることが判らん。論理立てて説明しろといつも言われているわけです。

 いままで仕事をする時は、けっこう直観に頼ってたんですよね、自分。なにも直観が悪いといっている訳でなないです。例えば次のような良い点があると思う。

 良い点:

  1. 最短でゴールにたどり着くため、効率が良い。
  2. 人が思いつかないような突拍子もないアイデアがでる。

 #ただし、ここで言う直観は過去の経験や知識に基づいて
  導き出すものを対象とします。

 

 しかし悪い点もあって、

 悪い点:

  1. 効率を重視するため、一般的と思われる組織のルールを無視する。特に、筋を通すことを重視する人が認めない。
  2. 結論が飛躍しすぎていて、なぜそうなるか他の人が理解できない。そして、理解できないため、認められない。

  ところが、最近グループのリーダーになって、さらなる問題が出てきたのですよ。それは、私の仕事を人に委譲できないこと。なぜかというと、良い点の1)2)はどちらも、途中のプロセスが残らないのです。その結果、人に仕事を上手く説明できなくて、いつまでも、他の人に仕事を委譲できない。本人は心の中で、伝えられないもどかしさを感じているのですが、聞く人から聞くと、いくら説明してもまったく理解できないらしいです。まいったねこりゃ。