ポコあポコ

タイトルは学生時代に読んでいた小道迷子さんの競馬の4コマまんがから頂きました。登場するゆるくて憎めないキャラクターが良いです。

酢重ダイニング 六角 東京ミッドタウン店

 国立新美術館安藤忠雄展にいってきた。建築物の展示会ってどんなふうに展示するのか。写真だけだとつまらなそうだなと思っていたら、写真あり、模型在りとなかなか楽しめる内容でした。ただしとにかく人が多くてなかなか人の壁で満足に鑑賞できないのが残念。

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野外で原寸大に再現された光の教会。ここは撮影OK。

 

鑑賞半ばでお昼過ぎになったためお食事に。入り口のもぎりのお姉さんにチケットにハンコ押してもらっていったん会場からでます。美術館内に食事処があったけど待ちが多くて断念。近くにあるミッドタウンでお食事することに。

 

イタリア料理か和食で迷ったけどイタリア料理は込んでいたため和食の「酢重ダイニング 六角」を選択。

私はランチで彩り野菜と信州豚の黒酢炒めを注文。ごはんは白米か玄米を選べるため玄米を選択。値段は税抜きで1700円くらいだったかな。

 

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玄米、味噌汁、付け合わせ2種に酢豚。玄米はいろづきも良く美味しかったです。お味噌汁も良かった。

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酢豚をアップでもう一枚。これもお酢が効いていて美味しかったです。

 

食後に再度美術館に戻って5時過ぎに鑑賞完了。

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最後にライトアップした美術館の写真を一枚。とても綺麗ですね。

パートナーに興味を持ち続ける工夫

 ツイッター見てたら フォローしてる人が面白いものリツイートしてた。主人公レンズ。

パソコンのゲーム画面を模したアクリルプレートから現実世界をのぞくとヒロインが登場しそうな雰囲気になる。プレートを通してパートナーを見たら「おかえり、ずっとずっと、待ってたよ」なんて見えたらすばらしい。まあ趣味嗜好はとにかく素直にいい発想だなぁと思う。美少女ゲームが流行った20年くらい前リアルタイムだった人の妄想をくすぐる一品でしょう。

 話が変わって最近図書館で倫理学関係の本を一冊借りてきて読んでいる。

倫理的に善悪をつけにくい問題を判断しようとする実験なのだけど、その一つに不倫問題を取り上げている。話はこんな感じ。

 ディックは 妻と子供を愛しているけど妻との関係に倦怠感を抱いており近頃は燃え上がることがない。そんなときに仮想の浮気相手を紹介するサービスを見つけてディックは小躍りする。現実そっくりの仮想空間で人間そっくりの相手とセックスする。果たしてこれは善といえるだろうか。

もし仮想の浮気に反感を持つとしたら、結局のところ、肝心なのは第三者が果たす役割ではないのかもしれない。相手を傷つけるのは、誰かほかの人に目を向けることではなく、相手との関係から目をそむけることなのだ。この観点からすれば、ディックはコンピュータの電源を入れて興奮を得ようとするとき、性的関心を向けるべき相手として妻をみるのをやめた、という合図を送っていることになる。
100の思考実験 ジュリアン・バジーニ

著者は現実の不倫相手と肉体関係があるわけじゃないから問題ないとうい話でなく、パートナーから目を背けることは最も大切な関係に目を背けるという点で問題を含んでいると述べる。

 セックスはともかく大部分の人は一生を添い遂げるパートナーと良い関係でやっていく秘訣はお互いに関心を持ちつづけることだと思う。それは常に自分が成長して新しい内面をパートナーに見せていくこともあるだろうしパートナーに興味を持ち続けることも大切かと思う。じゃあパートナーに対して関心を持ち続けるにはどうするのか。趣味嗜好がどうであれ最初に挙げた主人公レンズもいいのじゃなかろうか。

 

でみぐら亭 (静岡市)

 静岡市にある洋食屋さん「でみぐら亭」に行ってきました。ここはオムライス、カレーがメインかな。あとハンバーグやフライものも若干メニューにある。店名からしてデミグラソースが一押しとみてデミグラソースのかかったオムライスを頼もうとしたけどお徳なセットメニューになかった。代わりにプレーンなオムライスのAセット(1100円)を注文。

 

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しばらくしてやってきた。オムレツが大きい。セットだとフライとスープとドリンクがつきます。私はエビフライを選択。小鉢はコールスロー

 

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オムライスの大きさがわかるように角度を変えてもう一枚。かなり嵩があります。
 最初にオムライスを一口。うん、トマトケチャップが美味しい。新鮮で酸味がある。これはいい。自家製かもしれない。オムライスの中身のケチャップごはんの具はスライスハムの1cm角くらいに切ったもの。玉ねぎは入ってなかったかも。トマトケチャップは美味しかったけど、オムレツ(くるんでいる卵)の部分はあまり印象がない。あとケチャップごはんがペチャペチャしている。個人的にはもっとパッサリしてたほうがいい。オムライスはあまり食べたことがなく判らないけど一般的にそんなものでしょうか。あと具はハムよりも鶏肉のほうがチキンライスぽくていいんだけど。。。

 とはいえ普通に食べれます。無事完食。量も多いので満腹になります。ごちそうさまでした。

UMI TABLE (静岡市)

 静岡にある東海大学海洋科学博物館に行ったあとに海沿いの久能街道を車で移動していたら途中で雰囲気良さそうなお食事処「UMI TABLE」を発見。海沿いにあるからUMI(海)と名づけたかと思ったらそうではなくUnited Mixed Islandの略とか。コンセプトはFashion、レストラン、ベーカリー、YOGA、ギャラリーがひとつになった大人のための癒しの空間だそうな。居心地の良いサービスを統合的に提供することでシナジー効果でより大きな満足を提供する。そんなところだろうか。11月にオープンしたばかりらしい。

SELECT EYE COMPANY:セレクトアイ カンパニー/UMI とは

 とまあ冷静な分析はさておき。その中でお食事を提供するUMI TABLEで軽くお食事してきた。

 

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UMI SALAD(1500円くらい)。口に入れるととても濃厚な味が広がる。シーザーサラダだと思うけど濃厚な味は粉チーズかな。美味しい。あと、ちょっとガッツリ食べたい雰囲気を察してくれたのか鶏肉(の唐揚げ?ぽいの)を追加してくれました。こういった柔軟な対応はありがたい。事前に予約を入れてもらえばメニューやボリュームはある程度柔軟に対応してくれるとのこと。すばらしい。

 

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フレンチトーストとバナナ。カラメルソースがかかっています。これも美味しかった。

ごちそうさまでした。

鷹匠つむらや(静岡市)

 先日は静岡市にあるお蕎麦屋さん「鷹匠つむらや」に行ってきた。いつものような立ち喰いじゃなくてちゃんとテーブルと席があるお店です。
 人との待ち合わせでバタバタしていたためお店の写真を撮り忘れました残念。メニューを見て私はおにわそと(1650円)を注文。

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おにわそとは小さな器に盛られた5種類の温かいおそば。

 

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蕎麦もやしと鰹節。カイワレ大根みたいな菜っ葉がさっぱりしていて美味しい。

 

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生麩揚げ/鶏肉/椎茸煮。甘い味付けが想像できます。鶏肉が美味しかった。

 

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いそ(だいこんおろしと海苔、揚げ玉)。味の印象は憶えていない。。。

 

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桜海老かき揚げ。口に入れると桜エビの風味が口中に漂う。美味しかったです。

 

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毎月の変わり蕎麦。今月はまつの実でした。

 肝心のお汁とおそばですが。私的には今一つでした。お汁は優しいお味ですが薄味で今一つ。おそばも印象が薄かったな。。。普段サラリーマン向けの立ち喰いそばばかり食べていたせいかパンチの強い味付に慣れてしまったのかな。残念。

 とはいえ普通に美味しいので無事完食。ごちそうさまでした。

明治から昭和にかけての日本の思想家が面白い

 いつからかずっと昔に復讐は正当化できなくなった。まあ実社会において被害をこうむった場合、その元凶となる人間に周りに判らないように周到に復讐するという行為は細々と残っているけど少なくともそれを表に出しても世間によって正当化されることは少なくなってきたと思う。
 もちろん中東を中心とするテロの非人道的な報復は許される行為ではないけれど、日本古来からある抒情的であったり浪花節的な物語をベースとする復讐というものが現代社会ではそもそも少なくなってきた気がする。

 ところが江戸時代はそうじゃなかった。君主を失った赤穂浪士は少なくとも浄瑠璃や歌舞伎の題材となるくらい民衆から肯定されている。復讐は(その行為自体があってるかは別として)人間の自然な行為なのだと思う。法律で裁いて本当に割り切れる人は少ないのじゃなかろうか。

 話がそれるけど明治から昭和にかけて西洋の思想が輸入された思想が大波乱した時代は面白い。 

いづれにしても、復讐心の根は定かならず、深く伸びて、誰にもこれを辿る事が出来ない。その根は社会の成立とともに古いからだ。復讐といふ言葉の発明は、正義といふ発明と同時であった。
考えるヒント2 小林秀雄 

うーん、すごい。こんな着眼は私にはできない。批評家の小林秀雄政治学者の丸山 眞男は西洋から輸入した思想に壊滅的なダメージを受けもろにそのあおりを受けた。ただ彼らは打ちのめされたが負けなかった。自分たちの思想を練り直し鍛え上げていく。この時代の思想家の本は難しいけど読んでいて驚き、新しい発見が多い。そして本当に面白い。

 

 

 

越後そば 川崎店

 川崎駅から歩いて10分くらいのところにある越後そば 川崎店。

 

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立ち喰い蕎麦でおなじみの狭い店舗。入口入ってすぐ右手の券売機でかき揚げそば(380円)を購入して反対側(左手奥)の調理場でチケットを渡す。券売機から調理場に至る両脇が立ち食いスペースとなっている。ちょっと珍しい間取り。

 

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店内は撮影禁止のため今回は外に張り出してあるメニューの写真を。お昼過ぎに伺ったためか注文してから作っている。配膳されるまで5分ほど待ちました。
 お汁の色は薄い。そばは細くて白ぽくて丸っこい。具はかき揚げ、ネギ、ワカメ。最初にお汁を一口。薄味だけどおいしい。若干甘い。コンブが効いているのかな?一般的な立ち喰いそばのようにパンチはないけどこれはこれで美味しい。これなら細いそばと相性よさそう。つぎにそばをたぐる。悪くはないと思う。ここのそばはちょっと珍しくてよくあるそばの無骨さが無くてツルツルしている。食べていて持ったイメージはなんとなく素麺(ソーメン)に近い。このソバは薄味のお汁と合う。
 話が変わり食べてる途中で他人の注文が耳に入ってきたけどけっこうかけそばの注文が多かった。ちょっと小腹がすいた人がフラっと立ち寄ってあえて具を追加せずにさっと食べて出ていく。そんな江戸時代の立ち喰いそば的文化が似合いそうなお店。
 かき揚げは大きくて丼からはみ出している。といっても嵩はそれほどない。平べったくて所々あるころものない隙間から反対側の景色が見える。ころもはお汁につかるとすぐに崩れるタイプ。大きくて平べったくて丼からはみ出しているのはサクサク感を残すためなるべくお汁につけないようにする方法を追求した結果と思う。具は玉ねぎ、ニンジン、オキアミかな。最近ハードなかき揚げが多かったからお汁につかって柔らなくなったころもがうれしい。
 今回も無事完食。ごちそうさまでした。